ボヤッキ―Zの「首売り」江戸小話

むかし、本所(ほんじょ→東京都墨田区)のあたりを、

「え―――、首売り―――、首売り――」と、よんで歩いている男がいました。

すると、お屋敷から侍が出てきてたずねました。

「これ、首売り。お主の首はいくらじゃ?」

「へい、1両(7万円ほど)でございます」

「それは安いわしが買おう」侍は、首売りを屋敷の中へ入れると、自慢の刀をギラリと抜き、

「やっ」と、刀を振り下ろしました。

ところが首売りは、さっと体をひねって刀をよけると、ふところの中から張り子(はりこ→木型に紙を重ね貼り、乾いてから型を抜き取って作った物)

の首を取り出して、侍にポンと投げました。

「これ何だこれはせっしゃは、お前の首を買ったのじゃ」

侍が怒って言うと、首売りは自分の首をポンとたたいて、

「わたしの首は、看板(かんばん)、つまり客寄せでございます」

ちゃんちゃん

(14.8.10)

( ̄ー ̄)→あららぁ〜〜〜〜★★★またまた場所が悪かったわぁそこは北腸千円国、即これこそ『即刻、首売りはこの場で斬首とする』

・・・・この場合斬首でも仕方がニャア気持ちもするかもね。ある意味詐欺か〜〜〜もね。

ちなみに、首売りの名前は『山辺の熊本の助』だったとか、