リザナ・ナシカ

スリランカの貧しい家庭の次女で両親と兄と二人の妹との6人家族で暮らしていた。斡旋業者の紹介を受けてサウジアラビアへ出稼ぎに出る。彼女はスリランカからサウジアラビアに出稼ぎに来てメイドの仕事をしていた。2005年5月に乳児の世話をしていたところ、ミルクを気管に詰まらせ、死亡する事件が発生した。彼女がサウジアラビアに入国してわずか2週間後のことであった。

この事件についてサウジアラビア司法当局は過失致死ではなく、殺人罪として死刑判決を出した。この事件はスリランカサウジアラビアの間で外交問題に発展し、アジア人権委員会 (Asian Human Rights Commission,(AHRC)) などの人権団体からも激しい非難を受けた。

スリランカ政府とアジア人権委員会の支援を受けて弁護人が付いての裁判が行われた。15万サウジ・リヤルの裁判費用はアジア人権委員会が負担した。2年近い裁判の末、控訴期限直前の2007年7月に執行停止の判決が出された。控訴審での再審理を訴えたが再審理は行われず、執行停止ではあるが死刑判決が覆されないまま、拘留され続けた。

2013年1月9日、サウジアラビア内務省は、ナシカに対して斬首刑が執行されたと発表した。24歳没。

こんな理不尽な残虐なことがおこなわれるサウジとは、まともな国はすべて断交すべきである。

広告を非表示にする