17-03-08

キッチンでの原型の作業は小型の電熱器を使います。樹脂やシリコンを遣う時も同様です。粘土を乾かすときや樹脂を硬化させるのは温度が高いと早くなるからです。

寒がりのぼくにとって、秋、冬、春の電熱器はむしろ都合が良いのです(夏場つらいのは言うまでもありませんが)。

そして、しんこが電熱器の温もりを気に入ってしまったのでした。

作業をするとやってきます。

あぐらをかいた丸い座布団の端っこに強引に座るので、ぼくはそのままスライドして座布団の半分以上をしんこに譲ります。お尻がくっついているのが良いらしく、ゴロゴロ言うのをお尻で感じます。

そして今日はなんだか物欲しげにしてるので、あぐらをかいた股ぐらへ乗っけたらそのまま寝てしまった。

イスに座っているとき胸に抱っこすると居心地が悪そうになるのに。

どうもこれは、しんこが外で初めての冬を越したときに出入りしていた老夫婦の家でストーブがあったからではないかと推測します。おじいさんがあぐらかいて、しんこを乗せたんでしょうね。赤ちゃんだったから可愛がられたんでしょう。

2年前半の夏、しんこは兄弟たちと一緒に母猫と遊んでいました。夏の子、美也と同じ遡ると5月くらいの生まれなんだと思います。

その老夫婦があるとき引っ越してしまって若い猫たちが残された。

最初うちへ来たのは、しんこの姉妹のももち。

その年、保護してすぐ7匹産んだやすみちゃんの姉妹の子どもです。

猫エリアは私道にありました。うちから100メートル離れ、途中、L字に曲がって突き当たり。

しんこを語ると、叔母にあたるやすみちゃんの説明が要ります。

やすみちゃんがうちへ来るようになった理由。

3年半前、公園の神社から引き取ったたぬこが一度脱走した事がありました。たぬこはリンパ腫で、39日うちで世話しました。その間の脱走で、すぐ見つかりました。

猫エリアの手前、L字の角、当時は造成地だったところで、ヨソの猫と会議していたんです。

猫を好きな人は分かると思うんですが、外の猫はよく会議をして情報を伝え合っています。声や言葉でありません。イメージを伝えるんです。

え、そんなバカなと思うなかれ。

古代エジプトで神と王と民をつなぐ霊界の使者をしていた猫には、猫にしか見えないナニかがあって、その力を認められました。王の墓に刻まれています。

また人には判らない猫同士のコミュニケーション方があるんだと思います。

たぬこは、あそこへ行けばご飯がもらえるよ、と伝えたんじゃないかと思うんです。偉いなたぬこは(勝手な解釈)。

たぬこが相手したのは、やすみちゃんの親たちでしょう。

そのようなわけで、やすみちゃんが来て、その従姉妹であるしんこたちが来た。たぬこの、あそこへ行けば・・・という想念が、残っているんですよ、きっと。

しんこが来るようになったのは15年の夏。実はすでに1回子どもを産んでいるしんこ。この時、2度目の妊娠をしていたんです。

猫エリアの猫たちをともかく、不妊・去勢しないと大変だと、猫会の人と協議しました。

ももちも、しんこも、お腹の子どもを犠牲にしました。初めて書きます。

だからその子たちに申し訳ないんです。ももちもしんこも可哀相でした。

ももちは手術の後、うちで1週間預かって、しんこはすぐ放されたようでした。

ももちがうちへ来るのは分かるんですが、しんこまで来るようになって、そのうち、道で会ってもぼくの後を着いてくる。

ひょっとして人慣れしているのか? 冬が来るし。と思って試しに食べ物で誘導してドアを締めたら最初はパニックでしたが、その日の家にさわれて抱っこまで出来ました。野良じゃないんです。

ただし、ももちも黒白のくうちゃんも、人慣れしていません。しんこだけでした。

1歳半でうちの子になって、1年4ヶ月が過ぎました。5月で3歳です。

ま、人間の女にはもてないけど、猫の女の子にはもてもてなんですよ。という顛末。

画像

・今朝のしんこ。

・14年8月16日のしんこ。生後3、4ヶ月くらい。ぼくが保護したやすみちゃん(すぐ7匹産んだ)の姉妹の子。しんこと同じサイズのママ似はももち。うちへ通っていたのにいつの間にか居なくなってしまった。黒白はくうちゃん。これは今でも通ってきます。

・15年11月、うちへ通っていた頃のしんこ。12月になってすぐ保護しました。

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